博士の庭の猫。

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桜の開花が待ち遠しい新潟です。
お天気が良かったので、以前から立ち寄ってみたかった公園へ行きました。
小さな公園ですが、美しいバラが楽しめる場所としても知られています。
ベンチに腰掛けて居ると・・・シッポのある可愛い子達がやてきました。
お写真の子は、反対側の道路からテトテトと歩いてやってきて、私に気づくと「じ~っ」とこちらの様子を伺っていました^^/
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トリミングでお顔を大きくしてみました。
やっぱり可愛いです(笑)
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この子は、天真爛漫な性格。
公園内に作られた小川のお水を飲んだり、お花畑は・・・猫砂代わり(滝汗)
他の猫ちゃん達と追いかけっこしたり、お外の世界を満喫しておりました^^
こんな野良ちゃん達が集まる公園は、ある有名な博士の功績を称えて作られました。
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その人は、1912年に新潟市の竹山病院の産婦人科部長としていらっしゃいました。
昭和50年、この公園近くにあったご自宅で92歳の生涯を閉じられます。
博士のご自宅だった通りは、「オギノ通り」と名付けられ、市民に大切にされています。

荻野博士は、当時知られていなかった女性の月経と排卵の仕組みを解明されました。
新潟市へ赴任した時代、女性は子供を産むことが仕事とされ、農村地であった新潟では子供=働き手とされていたそうです。
子供に恵まれず、命を絶つ女性が多かったことも、博士にとって辛かったことでしょう。
一人でも多くの女性に子供を授けたい・・・そんな気持ちで研究を続けておられたのではないか?と想像いたします。
荻野博士が現役中に診た患者数は20万人だったそうです。
これが多い数字なのか?ちょっとわからないのですが・・・多くの新潟の女性達が荻野先生にお世話になっていたのだと思います。

自宅近くに作られた「オギノ公園」。
そこに静かに座る博士の銅像は、通りからは見えづらく・・・もしかすると市民ですら気づいていない方もいらっしゃるかもしれません(笑)
研究が世界的な評価を受けた後も、新潟の地を離れることなく生涯を終え、一臨床医として生きた姿に清清しさを覚えます。
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by elflower | 2010-04-08 23:15 |
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